教員,新M2,新M1の研究室メンバーに研究内容や研究室の雰囲気,研究室の選び方などを聞いてみました!上の集合写真の顔部分をクリックするとその人の回答がご覧になれます.研究室選びにご活用ください!!!
学部4回生向け研究室紹介資料
学生室 Cクラスター3 b2N04
今年度の研究室紹介リーフレットです.クリックすると大きくなります(少し荒いです).高画質で見たい方はこちら
研究内容紹介
研究内容をQ&A方式で以下にご紹介します.各研究テーマの詳細については,メニューから「研究紹介の紹介(research )」および「卒業・修了研究内容(graduated)」を参照下さい.
Q:どんな研究テーマがありますか?
A: 研究内容は,"research"のページにありますように,大きく分けて,「マイクロ」と「マクロ」の研究に分かれます.「マイクロ」では,主に μTASと呼ばれる小型化学・医療分析装置の実現を目指し,マイクロセンサ,マイクロポンプやミキサーの開発を目的として,主に熱流動分析や計測技術の開発の面から研究を行います.「マクロ」では,燃料電池やマイクロガスタービンなどの小型エネルギー機器の開発を目指し,小型燃焼器,小型燃料改質器,小型熱交換器に関して研究を行います.
Q:専門知識は必要ですか?
A: 専門知識は研究を始めてから勉強しても間に合います.主に流体工学,熱工学,電磁気学,伝熱工学,細胞学,化学を主軸として研究を進めていくことになります.専門的なソフトやプログラミングなどは前期のうちに講習会を開催して,少しづつ覚えていきます.
Q:実験・数値解析どちらがメインですか?
A: それぞれの研究について,実験と数値解析を用いたテーマとして二つに分かれます.修士であれば,その両方にチャレンジし,論文としてまとめることも可能ですが,4回生の場合は,時間的な問題からどちらかに専念することがほとんどです.
Q:どのように研究を進めていくのですか?
A: 「テーマ決定」と「研究の進め方(数値解析編)」と「研究の進め方(実験編)」と「発表」に分けて以下に説明します.
◆「テーマ決定」
教員陣が人数分のテーマを用意します.その後,4回生同士で話合ってそれぞれが担当する研究テーマを決定します.研究に関して希望があれば,前期のうちに先生に相談しておくと考慮してもらえます.また,研究を進めながら,どのような形で卒業論文としてまとめるかを教員や先輩と相談しながら決めていきます.
◆「研究の進め方(数値解析編)」
研究室オリジナルの計算コードを基に,自分の目的に合わせてプログラミングを行います.ただし,プログラミングに精通していなくても,新たにプログラミングなどを勉強し始めれば結構です.コンピュータやプログラミング言語の基礎を勉強し,さらに解くべき物理現象を様々な学問を基にして数式化して,それらを今度は数値解析・計算が可能となるようにアルゴリズムを考え・工夫してプログラミングを行います.また,シミュレーションで得られた結果を解析・分析して,その現象の理解と新たな知見を導きます.
◆「研究の進め方(実験編)」
目的を達成するための実験装置の構成をまず考え,その装置の設計を行った後に業者に対してを部品発注し,納品した物について組立・調整を行います.場合によっては,自分で加工する必要もあります.装置が完成すると,本格的に計測(実験)を行います.こちらも初めての経験がほとんどですが,それは先輩の助けも借りつつがんばれば大丈夫です.
◆「発表」
2月上旬に卒業論文として研究成果をまとめ,学内で発表します.経験を積んでもらうため,また折角の成果を公表するため,4回生は可能な限り3月に学会発表をしてもらいたいと考えています.ベストプレゼンテーション賞も取れるように応援します.H28年度は石井,榎阪の2名,H26年度は塩谷,H25年度は山口,H23年度は永坂が受賞しました.
大学院入試について
Q:大学院入試のサポート体制はどうなっていますか?
A: 過去問や解答は20年分近く保存してあります.院試ゼミなどはありませんが,質問すれば先輩が教えてくれます.配属後すぐにパソコンと机が与えられるので,勉強場所も確保されます.
Q:大学院入試の勉強時間は確保できますか?
A: 輪読会・研究会・講習会への出席や輪読会での発表など,研究室配属から院試までにしなければならない事はありますが,十分に勉強時間は確保できます.
最近の就職先について
Q:先輩方はどのようなところに就職されていますか?
A: 学校推薦は機械系として一括で取り扱われますので,研究室と就職先はあまり関係ありません. 参考として,最近の主な就職先を以下に掲載します.
主な就職先
年度 | 学位 | 就職先企業 |
---|---|---|
2019年度 | 修士 | トヨタ自動車 |
2019年度 | 修士 | 日本電産 |
2019年度 | 修士 | ニコン |
2019年度 | 修士 | ヤンマー |
2019年度 | 修士 | 日鉄エンジニアリング |
2018年度 | 修士 | 三菱重工 |
2018年度 | 修士 | 川崎重工 |
2018年度 | 修士 | ダイキン工業 |
2018年度 | 修士 | ダイキン工業 |
2018年度 | 修士 | コマツ |
2017年度 | 修士 | 東洋エンジニアリング |
2017年度 | 修士 | アクセンチュア |
2017年度 | 修士 | 川崎重工 |
2017年度 | 修士 | いすゞ自動車 |
2017年度 | 修士 | 三菱電機 |
2016年度 | 修士 | パナソニック |
2016年度 | 修士 | NEC |
2016年度 | 修士 | 島津製作所 |
2016年度 | 修士 | パナソニック |
2015年度 | 修士 | 新日鉄住金エンジニアリング |
2015年度 | 修士 | 三菱日立パワーシステムズ |
2015年度 | 修士 | 名古屋鉄道 |
2015年度 | 修士 | パナソニック |
2014年度 | 修士 | 川崎重工業 |
2014年度 | 修士 | 九州電力 |
2014年度 | 修士 | 関西電力 |
2013年度 | 修士 | 三菱日立パワーシステムズ |
2013年度 | 修士 | 三菱重工業 |
2013年度 | 修士 | 関西電力 |
2013年度 | 修士 | 富士通 |
2013年度 | 修士 | ドリームインキュベーター |
2012年度 | 修士 | IHI |
2012年度 | 修士 | 新日鉄住金エンジニアリング |
2012年度 | 修士 | 島津製作所 |
2012年度 | 修士 | 日本ガイシ |
2012年度 | 学士 | DMG森精機 |
2011年度 | 修士 | 三菱電機 |
2011年度 | 修士 | NEC |
2011年度 | 修士 | 関西電力 |
2010年度 | 修士 | 東芝 |
2010年度 | 修士 | 阪急電鉄 |
2010年度 | 修士 | 西日本旅客鉄道 |
2010年度 | 修士 | 日産自動車 |
2009年度 | 修士 | DMG森精機 |
2009年度 | 修士 | オリンパス |
2009年度 | 修士 | 九州電力 |
2009年度 | 修士 | パナソニック |
2009年度 | 修士 | 住友商事 |
2008年度 | 修士 | アーサー・D・リトル(ジャパン) |
2008年度 | 修士 | 日立製作所 |
2008年度 | 修士 | 西日本旅客鉄道 |
2008年度 | 修士 | ヤマハ発電機 |
2008年度 | 修士 | 豊田自動織機 |
2007年度 | 修士 | ソニー |
2007年度 | 修士 | 新日鐵住金 |
2007年度 | 修士 | 西日本旅客鉄道 |
その他
Q:出席必須のイベントはあるか?
A:基本的には研究会,輪読会が週に一回ずつあります. また,夏セミナー,冬セミナーなどがあります.
◆研究会
研究の進行状況について発表してもらい,議論します.週に一回(曜日未定)開催します.
◆輪読会
英語の文献を使った勉強会です. 発表者は事前に自分の担当分をまとめてきます. 形式は一つの文献を輪読していくか,自分の研究に関連した文献を探して発表するかですが未定です.
◆夏・冬セミナー
9月,12月に行われ,研究成果についての報告会をします.
基本的方針として,メリハリのある生活を目指しています.
よく学び(研究し),よく遊び,研究室の仲間を大事にしつつ,自己を高めましょう!!